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2006年2月 5日 (日)

音場?目の前に浮かび上がるもの

真空管アンプにはまった理由はタイトルのように、オーディエンスの前に描かれる音場を鮮やかに表現したかったから。webを検索かけながら巡っていると、時々このような言葉に反応があり拾い読みしている。
「拾い読みじゃわからんだろう」とつっこまれそうだが、「この記事は私にとって必要な情報を提供してくれるか?」案外わかるものである。で、拾い読み。
実は私は音楽教師をしていた。専門はトランペット専攻だ。学生時代に師匠の仕事現場に足を運びちゃっかり演奏会も聴かせていただいていた。その師匠はNHK交響楽団で主席をしていらっしゃった。今現在は生まれ故郷に戻られ精力的にお仕事をなさっておられるという。凄いパワーだ。
で、話が元に戻るが、中学高校の音楽現場では「表現力を身につけましょう」と同じくらいに、いわゆる音楽鑑賞があった。この表現にしろ鑑賞にしろ「本物」を提供できる機会はどこの学校現場でもないに等しい。

1,よい音楽(ソフト)をチョイスし、2,番組(授業の流れ等)を組み、3,音楽を聴かせる。このシンプルなことができないのだ。1,2はこちらの努力でどうにでもなる。しかし3,は、、、、、。端的に言えばオーディオ(時に映像を含む)の再生環境としてまったくとんちんかんな設備しかなかった。

そんなこんなで、すがるつもりでたどり着いたのが、N響のヴァイオリニスト根津先生のサイトだ。根津先生の日記にTU-870のこと、オーディオに私が求める条件まさにそのものであったように思った。驚喜し興奮したことを覚えている。

で、私はどうしたかというとまずTU-870に白羽の矢を立て早速購入、製作、追い込みをして現在仕事場のメインシステムとして活躍している。DATで生録した演奏をチェックしたり新たに取り組む楽曲のお手本CDと(たいていの場合あまりお手本にならない。出版社の方何とかしてください・・・・・。)スコアを手にしてアナリーゼするのに大変重宝した。もちろんオフの時は好きな音楽をかけてのんびりしたものだ。

IMG_4331

で、満足していたのだが、「好きな音楽をかけてのんびり」するにはTU-870ではちょっと力不足になってきた。そこでいろいろ思案した結果、300Bの評判と機器としてのコストパフォーマンスの高さから思い切ってSV-501SEに挑戦したのである。
ここ数日セッティングや回路の微調整、ケーブルの引き回し、ハンダのやり直しと本体の追い込みをしてきた。これから2つの機種の違いと特徴を、私なりの感性で綴っていきたい。

「音場」というか両器による描き出される特徴を端的にあらわしたらどうなるか、ものすごく悩んだが、直感的に感じたモノをあえてあげるとするならば、TU-870は演奏を高性能1眼レフでめいっぱい絞り込んで撮った静物・風景が的な感じがする。つまり、演奏の細やかな部分までピントが合っており、極細のペン先で精緻なデッサンをした絵画的なものをイメージした。
対する501SEはどうかというと、意外なことに細部までピントのあった精緻なデッサンというよりは、50ミリ程度であるが明るさ(f値)1.2くらいのできのよいレンズを解放でお日様の降りそそぐ明るい場所で撮った人物画のようなイメージの音場である。メインの被写体はずっと目の前にいるがぼけの中にも必要な画像はしっかり確認はできる。
IMG_4493


こんな感じであるから、自ずと使い道は違ってくる。皆さんはどう思われるのだろう。では、今からさらにセッティングを詰めます。また、次のレポートします。

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コメント

レスありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
sx-3というとvictorですね。昔は「ステレオでいい音出すためには音の出口、スピーカーが一番効果的」などという意見をよく耳にしました。「なるほどなあ」と思ってはいたものの中高生に何万もするスピーカーの買い換え聞き比べなどままなりませんでした。
その後オーディオ熱は固化していましたが、数年前から再び火がついてご縁あって6BM8を使った真空管アンプを作ってからは、どっぷりつかってます。
そのとき以来メインになっているのが30年ほど前のスピーカーです。いい音だと自分が信じたものを使い続けるのは一本芯が通ったある意味、生き方に通じるのではないでしょうか。急がず焦らずのんびりといきたいものです。
*昨日たまたま寝る前に映画を見ましたが、なんかゆるゆるできました。たいとる:ココニイルコト(真中瞳)

投稿: あるじ | 2006年3月18日 (土) 11時59分

急に失礼いたします。
SX-3Ⅱというスピーカー、ご存じでしょうか・・
レコード店の店頭で奏でていたものを学生時代に何とか店主に譲っていただき、様々な
アンプ遍歴を重ね20数余年・・・まだまだ現役
で頑張ってくれています。でもやはり気温の変化とか、湿気などで音質がかなり違ってきますね。雨の日とかは音が籠もってモゴモゴしてます。でも、生き物みたいで良い感じです。
雨の日は私自身の気分もそんな感じだし。
寂しい時は寂しく奏でてくれるのもいいのでしょう・・
最近、真空管アンプに再チャレンジ(20年前はオタクでした)してまたまたこのスピーカーの良さに感激しています。(表現不足で文字にできません!)
世の中には高級なSPをお持ちの方が紹介されておりますが自分自身はやはりこれか・・って感じです。
SX-3Ⅱを譲ってもらうとき店主に・・「そんなに好きなら・・わかりました!では一生大切にしてください。SPは一生物です。」と言われて家に持ち帰ってきたことを覚えています。
効率など本当に低いしエッジ部分変形気味ですが真空管アンプと出会えて若返った感じがしました。
501SE、私もほしいです。

とりとめなく、すいません。

投稿: 長野のくまごろう | 2006年3月17日 (金) 21時41分

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