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2006年4月15日 (土)

個々の力を引き出す楽しみ

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4/10にTU875が届き、早速組んでみた。驚いたのは紳士靴の箱サイズ程度の段ボールで梱包されており、想像以上に、(いや、以下かな)ミニサイズであるところだ。以前に870を製作していたので同じくらいであることは先刻承知だったのだが、このキットに求める期待が大きく、実物以上の大きさを勝手にふくらめていたのだろう。
キットゆえハンダを駆使しないといけないのだが、このキットは実によくできている。プリント基板のパーツ差し込み穴の両面にすでにハンダが少量流し込まれていて、非常に素早く、且つきれいにハンダ付けができる。これは超初心者には安心のキットだ。
なんだかんだでできあがり、早速音楽を聴いてみる。CD-TU875-SV501SEとつないでお気に入りの音楽をかける。最初の印象は正直「???」である。そう、このキットに大きな期待を勝手に掛けていたのだろうが、思っていた音と出てきた音の差が非常に大きく、期待はずれであったのだ。
大橋さんに正直な気持ちを吐露したところ、「・・・真空管を替えてもSV722にはなりません。」わかっていたのだが残念。朝から1日作業していたのでこれで今日は終わり。そそくさと寝た。

次の朝、セッティングを替えて聴いてみることにした。スピーカーの置き方や、間にはさむボードやインシュレーターを工夫して、試聴してみた。CD-SV501SEの時はゴンゴンとした響きだったのが、間にTU875をいれると、「ごんごん」になった。音を言葉で表すのは本当にめんどくさく難しいが、たとえて言うなら聞き分けのよい、お行儀のよい音に変わったと言うことだ。同じソースを聞き比べても明らかに違う。
正直、こちらの勝手な思いこみで昨日はがっかりしたのだが、こうやって工夫することでTU875のよさがだんだん出てきた。さらにセッティングをつめ、ごく自然なナチュラルな重さを弓にかけて弾き出すヴァイオリンのような軽やかに共鳴するよう工夫した。積極的にスピーカーの箱鳴りを求めていくとこのプリの良さがさらに出てきた。こうなると俄然楽しくなってきて、スピーカー、パワーアンプ、さらにはプリの有る・無しを先日作ったセレクタでガチャガチャと切り替えて丸一日堪能した。

最終的に875を生かすことを考えたら、CD-自作アッテネータ-TU875ーSV501SEー密閉型中型スピーカーで落ち着いた。それも、CD出力のゲインをアッテネータで2/3くらいに絞りプリに送って、パワーアンプも2/3くらいの位置(1時か2時)でプリのボリュームでコントロールすると大変上品でコンパクトにまとまった音楽を聴けた。いろいろ工夫してそれぞれの良さと、組み合わせの繊細さを堪能できた。
個々の力を引き出すことの大切さを改めて思い知った。しばらくはこれでじゅうぶん楽しめそうだ。いろいろあったが今回のTU875導入は正解であった。

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2006年4月 7日 (金)

またはじまった

ソースのセレクトに便利なように作ったのだが、じっくり聞き込んでくるといろいろ試したくなってくる。また始まったのだ。悪い癖が。
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今回は配線材にこだわってみようと思い、いろいろ探してみた。
メーターあたり10円のものからウン万円までいろいろあった。万以上のものは正直「あほじゃなかろうか」と声に出してののしってみた。
探したところ簡単に手に入った銅単線2品。
一つはネットオークションで480円/17m也。もう一つは浜松のオーディオウィンズさんの銅単線。どちらも銅単線には違いがないが音に変化はあるのだろうか。

まずはじめに480円のほう。さっさと組み上げ比較視聴。今回ははずれだったらいやなので、入力1系統のみ付け替えた。これでセレクターをカタカタ切り替えれば瞬時に音の変化が見て取れる。
じっくり聞き比べると、マルツのやっすいケーブルの方がいい音がする。室内楽やヴォーカルの生々しさが圧倒的な差で眼前に表れる。(マルツのケーブルに慣れていたせいなのだろうか・・・?)決して今までの音がよくなったわけでなくあくまでも480円の方がだめというだけのこと。
安物買いの・・・である。
で、今日オーディオウィンズさんに初めておじゃまし、線材をもとめた。ちょっと奥をのぞくと所狭しと真空管アンプが置いてある。

すっげー。

私は真空管アンプやさんを覗いたことがなかったのでびっくりした。直に見ると本物はすごいですね。
で、せっかくだからと300Bのシングルアンプを聞き比べさせてもらった。大変不勉強なので回路やらアンプの形態などよくわからない。でも、出てきた音ははっきり区別できた。上手く表現できないが油彩画と水彩画のような違いとでもいっとけばあながちはずれではない。どっちがいいかではなく好きずきだろう。
また、機会があればじっくりとおじゃましてみたい。

で、前述の線材を購入(メーターあたり450円也)し帰宅してセレクタをすぐ組み直してみた。

今度は劇的な違いがあった。おなじ水彩画だけれど正確に細部まで描写されたものと、絵全体の雰囲気をよく表したものという感じだ。
どっちがいいって、どっちもいい。不思議なものだ。同じ電気が使われているのに。
しかし、これでソースを選ぶだけでなく、ソースにあった再現環境を手に入れたことになる。ちょっと幸せだ。

だけど・・・

ここで終わっていれば財布は寂しくならないのに、フォノイコライザもかえてみたら、などと思いつき、サンバレーに発注してしまった・・・。

月曜には届く。今度はTU875制作記としてまたお目にかかりましょう。

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