2006年4月 7日 (金)

またはじまった

ソースのセレクトに便利なように作ったのだが、じっくり聞き込んでくるといろいろ試したくなってくる。また始まったのだ。悪い癖が。
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今回は配線材にこだわってみようと思い、いろいろ探してみた。
メーターあたり10円のものからウン万円までいろいろあった。万以上のものは正直「あほじゃなかろうか」と声に出してののしってみた。
探したところ簡単に手に入った銅単線2品。
一つはネットオークションで480円/17m也。もう一つは浜松のオーディオウィンズさんの銅単線。どちらも銅単線には違いがないが音に変化はあるのだろうか。

まずはじめに480円のほう。さっさと組み上げ比較視聴。今回ははずれだったらいやなので、入力1系統のみ付け替えた。これでセレクターをカタカタ切り替えれば瞬時に音の変化が見て取れる。
じっくり聞き比べると、マルツのやっすいケーブルの方がいい音がする。室内楽やヴォーカルの生々しさが圧倒的な差で眼前に表れる。(マルツのケーブルに慣れていたせいなのだろうか・・・?)決して今までの音がよくなったわけでなくあくまでも480円の方がだめというだけのこと。
安物買いの・・・である。
で、今日オーディオウィンズさんに初めておじゃまし、線材をもとめた。ちょっと奥をのぞくと所狭しと真空管アンプが置いてある。

すっげー。

私は真空管アンプやさんを覗いたことがなかったのでびっくりした。直に見ると本物はすごいですね。
で、せっかくだからと300Bのシングルアンプを聞き比べさせてもらった。大変不勉強なので回路やらアンプの形態などよくわからない。でも、出てきた音ははっきり区別できた。上手く表現できないが油彩画と水彩画のような違いとでもいっとけばあながちはずれではない。どっちがいいかではなく好きずきだろう。
また、機会があればじっくりとおじゃましてみたい。

で、前述の線材を購入(メーターあたり450円也)し帰宅してセレクタをすぐ組み直してみた。

今度は劇的な違いがあった。おなじ水彩画だけれど正確に細部まで描写されたものと、絵全体の雰囲気をよく表したものという感じだ。
どっちがいいって、どっちもいい。不思議なものだ。同じ電気が使われているのに。
しかし、これでソースを選ぶだけでなく、ソースにあった再現環境を手に入れたことになる。ちょっと幸せだ。

だけど・・・

ここで終わっていれば財布は寂しくならないのに、フォノイコライザもかえてみたら、などと思いつき、サンバレーに発注してしまった・・・。

月曜には届く。今度はTU875制作記としてまたお目にかかりましょう。

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2006年3月15日 (水)

セレクタアッテネータ完成

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SV-501SEをもっと気軽に楽しみたい。そう思って製作を始めたセレクタアッテネータですが、ついに完成しました。ネット上でキットやオーディオメーカからも販売されており、購入できなかったわけではないのですが、今回は「自作」にこだわってみました。マルツ電波のネットショップでパーツをそろえ、アッテネータにはmodel2で皆さんご存じのソフトンさんから22接点ボリュームを購入し、製作しました。
音の出入り口は金メッキRCA独立端子。ケーブルは銀単線(赤白単独のものをチャックでつまんで寄り合わせた。)セレクタにはALPSの4接点スイッチ。そしてソフトンの22点ボリューム
あとは、ケース(タカチ)と抵抗。
とりあえずできたということでアップしてみました。

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2006年3月 7日 (火)

アッテネータ・セレクターの製作

久しぶりの更新です。別に寝ていたわけではなく、ずっと工作に没頭していたため更新どころではなかったのです。さて、今はタイトルにあるとおり、アッテネータとセレクターの製作に取り組んでいます。SV-501SEを製作し、メインにおいてからは、じっくりと音楽に耳を傾けられる日々が続き満たされた毎日を過ごせました。手持ちのお気に入りのCDをかけてまんぞくしていました。
SV-501SEですが、結構場所をとるので、オーディオラックの組み替えと簡素化を試みました。真っ先に手をつけたのがアナログディスク。そう、レコードです。EP,LP合わせてもたいした枚数ではないのですが、サイズゆえ場所をとります。このレコード達を何とかしないと簡素化はままなりませんでした。とはいえ、まずはアンプの置き場作りをしないといけません。レコードはとりあえず別の場所に移してオーディオ機器の整理整頓をしました。
別室に移してあったレコードも一枚一枚ジャンル別に分けていたところ、もう30年も前に聴いていたものや、とにかく集めておいたものなど、当時の思い出とともに「聴いてみたい!」という思いに駆られ、久しぶりにレコードに針をおろしました。
出てくる音はみな懐かしい思い出と「こんなにすてきなレコードだったんだ」とあらためてSV-501SEの力にほれぼれしました。
レコードをかけるには、いろいろと昔はめんどくさく思ったこともありますが、今聴くための儀式としてむしろ喜びの一つでもあります。「どんな音がするんだろう」針をおろすまでの時間さえも喜びにしてくれます。
ですが、レコードをかける手間はめんどくさくないのに、アンプにソースをつなぎ変える手間はものすごくいやなんです。めんどくさいしRCAプラグを抜き差しする作業が、スマートでないのです。
そこでセレクターを自作しようと決め、作業し始めました。セレクター自体はちょいちょいと切り替えスイッチと入出力のジャックをハンダでとめてすぐに完成したのです。このスイッチとジャックは、手持ちのプリメインアンプをばらして必要な部品を取り出し、お金をかけないように作ったのです。
ここで終わっておけば苦労はなかったのですが、残されたアンプにくっついていた大きなボリュームつまみが「おれも使え!」と自己主張しているのです。本来はセレクターだけでよかったのですが、いざ使ってみると、ソースによって出力に差がありいちいちSV-501SEのボリュームをいじらなくてはならずよけいにいらいらしてしまうのです。
そこでタイトルの通り工作をはじめたのですが、ボリュームの結線がよくわからず迷宮に入ってしまったのです。いったいどうなることやら・・・。
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2006年2月21日 (火)

よく知っている曲で再発見

SV-501SEをメインにしてからようやくセッティングも落ち着いた。やはり大型のスピーカーでは自ずとその位置は限定されてしまうが、ちょっとした工夫で驚くほど音が変わってくることを今日までに改めて思い知った。
ドライバーホーンが左右まっすぐに交差する点をスイートスポットにするのは当然なのだが、一人でやっているとなかなか微調整しづらいもの。左右がすんだら今度は高さ。基本的にスピーカーの下にはケヤキの無垢のオーディオラック(一ヶ60kgなり!)をおいて高さを稼ぎ、おおまかなところではほぼ耳の高さだ。
高低と左右どちらが音に影響を与えるかは左右であろう。スピーカー自体の左右の幅、内振り外振りの具合と、はっきりと音に表れる。今はほぼ正3角形に近いセッティングだ。
正3角形の配置にしたのはリスニングポイントから距離をとれないためだが、これはスピーカーの前面にすぐワークデスクをおいてしまっているためだ。それでも1辺2mはあるので十分の距離だとは思う。人間の出入りのためスピーカーの後ろが通路になってしまった。けがの功名かおかげでより奥行き、立体感が増していると思う。
ようやく落ち着いたこの位置で何度も聞いてきたアルバムをかけてみるが、SV-501SEの実力たるや凄いものである。今まで平面的なきこえ方しか経験がなかったのだが、本当にリアルに目の前に表れる(現れるかな?)。
このフィリップジョーンズブラスアンサンブルの演奏は30年近く聴いてきたが、アンサンブルのすばらしさとともに誰がどの位置で演奏しているのかまでわかる。別にあら探しをするわけではないが、まさに“息吹き”が感じられる。しばらくはやっと落ち着いたこのセッティングでじっくり音楽を楽しみたい。

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2006年2月17日 (金)

だいぶよい感じだが・・・

悩み多きかな

SV-501SEの追い込みですが、だいぶツボにはまってきました。前後の立体感というか奥行きのある音像はそのままに、横への広がりと、まるでホールトーンのような響きが出てきました。
今までTU870で鳴らしてきたSP達なので微妙にツボがずれていたのでしょうか、いまいち気持ちよくなかったのですが、スピーカーのセッティングを場所は変えずに内振りのみで試していたところ、よい感じになってきました。
私は演奏をするとき、本番を行う場所で必ず響きを確認します。ステージで吹いたとき自分の音はどのように響き、聞こえるのかを確かめかす。ホールの隅々にまで届き、且つ自分の体に聞こえる(聴く)音がはっきりわかるときはとても楽に演奏できます。コントロールしやすいのとよく響くから楽だし気持ちがいいのです。
TU870の描く姿は輪郭のはっきりした、よく削ってとがらせた鉛筆で描いた絵のようだと思ったことがあります。SV-501SEは前後の立体感と広がり、それとホールトーンが描き出せるアンプだと思います。狭い部屋であっても本当にホールにいるかのような響きを味わえる実力を見せ始めてくれました。
あまり気張らずに、自分の好みの音楽を目指してそのイメージに少しずつ近づくよう楽しんで追い込みたいです。
こうなってくるとTU870の方は別の部屋で活用できるよう少し手を加えてみたいと思います。いっぺんに二つのことをやればたいがい行き詰まるのでもう少し先のことですが、悩みは多いです。

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2006年2月10日 (金)

まだまだかかりそう

SV-501SEを作ってからだいぶたつが、まだまだセッティングを追い込めない。追い込むどころかまだエージングの途中くらいである。私のデスクにTU-870が来てから半年以上たつが、こちらは取り回しの良さとじっくり時間をかけてセッティングができたので気楽に音楽を楽しむにはこれ以上はないのでは、というくらいドンぴしゃである。

しかし、501は違う。TU-870のようにひょいっと動かしてスピーカーごと移動するのは結構たいへんだ。一つの部屋で飽きたらず、あちこち部屋を変えているので一仕事なのだ。はじめ870に合わせてセッティングしたスピーカーに501をつないで音楽を聴いてみるとそこそこ悪くないのだが、501の良さを引き出しているとはいえない。かといって現在501自体がきっちり本領発揮しているわけではないので、結局はもうしばらくは870と同居させて切り替え器で聞き比べながら使うことにした。

楽器でも自分に合わせて慣らす。部屋、ホールに合わせて慣らす。この作業はじっくりやらないと奏者に無理がかかる。だから、じっくりと時間をかけることにした。
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2006年2月 5日 (日)

音場?目の前に浮かび上がるもの

真空管アンプにはまった理由はタイトルのように、オーディエンスの前に描かれる音場を鮮やかに表現したかったから。webを検索かけながら巡っていると、時々このような言葉に反応があり拾い読みしている。
「拾い読みじゃわからんだろう」とつっこまれそうだが、「この記事は私にとって必要な情報を提供してくれるか?」案外わかるものである。で、拾い読み。
実は私は音楽教師をしていた。専門はトランペット専攻だ。学生時代に師匠の仕事現場に足を運びちゃっかり演奏会も聴かせていただいていた。その師匠はNHK交響楽団で主席をしていらっしゃった。今現在は生まれ故郷に戻られ精力的にお仕事をなさっておられるという。凄いパワーだ。
で、話が元に戻るが、中学高校の音楽現場では「表現力を身につけましょう」と同じくらいに、いわゆる音楽鑑賞があった。この表現にしろ鑑賞にしろ「本物」を提供できる機会はどこの学校現場でもないに等しい。

1,よい音楽(ソフト)をチョイスし、2,番組(授業の流れ等)を組み、3,音楽を聴かせる。このシンプルなことができないのだ。1,2はこちらの努力でどうにでもなる。しかし3,は、、、、、。端的に言えばオーディオ(時に映像を含む)の再生環境としてまったくとんちんかんな設備しかなかった。

そんなこんなで、すがるつもりでたどり着いたのが、N響のヴァイオリニスト根津先生のサイトだ。根津先生の日記にTU-870のこと、オーディオに私が求める条件まさにそのものであったように思った。驚喜し興奮したことを覚えている。

で、私はどうしたかというとまずTU-870に白羽の矢を立て早速購入、製作、追い込みをして現在仕事場のメインシステムとして活躍している。DATで生録した演奏をチェックしたり新たに取り組む楽曲のお手本CDと(たいていの場合あまりお手本にならない。出版社の方何とかしてください・・・・・。)スコアを手にしてアナリーゼするのに大変重宝した。もちろんオフの時は好きな音楽をかけてのんびりしたものだ。

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で、満足していたのだが、「好きな音楽をかけてのんびり」するにはTU-870ではちょっと力不足になってきた。そこでいろいろ思案した結果、300Bの評判と機器としてのコストパフォーマンスの高さから思い切ってSV-501SEに挑戦したのである。
ここ数日セッティングや回路の微調整、ケーブルの引き回し、ハンダのやり直しと本体の追い込みをしてきた。これから2つの機種の違いと特徴を、私なりの感性で綴っていきたい。

「音場」というか両器による描き出される特徴を端的にあらわしたらどうなるか、ものすごく悩んだが、直感的に感じたモノをあえてあげるとするならば、TU-870は演奏を高性能1眼レフでめいっぱい絞り込んで撮った静物・風景が的な感じがする。つまり、演奏の細やかな部分までピントが合っており、極細のペン先で精緻なデッサンをした絵画的なものをイメージした。
対する501SEはどうかというと、意外なことに細部までピントのあった精緻なデッサンというよりは、50ミリ程度であるが明るさ(f値)1.2くらいのできのよいレンズを解放でお日様の降りそそぐ明るい場所で撮った人物画のようなイメージの音場である。メインの被写体はずっと目の前にいるがぼけの中にも必要な画像はしっかり確認はできる。
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こんな感じであるから、自ずと使い道は違ってくる。皆さんはどう思われるのだろう。では、今からさらにセッティングを詰めます。また、次のレポートします。

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2006年2月 3日 (金)

真空管の差し替え

エージングを続けてきたが、まだまだ、音がなじまないというか、スピーカーと部屋のツボが今ひとつ合わない感じ。この前の雨の日はなじむどころか湿気でドローンとした音しかでなかった。近いうちにもう一度底ぶたをあけて気になるところを見直したい。
さて、真空管オーディオのたのしみに、真空管の差し替えができることは広く周知のこと。私が初めて作ったのはTU-870だが、501がくるまではメインとしてずいぶん活躍している。もちろん現在も現役だが、870を作ったときにうれしくて6BM8をいくつか買い求め差し替えを試してみた。

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今回作った501にも6BM8が使えるので501の真空管を差し替えてみた。すると不思議だがデフォルトでエージングしていたときよりツボにはまってきた。あくまでも「はまってきた」のであって、キャッチャーミットをかまえたところに寸分違わず投げ込めたわけではない。しかし、こうなるとさらにセッティングを詰めていくおもしろさが俄然わいてくる。試すほどにど真ん中に近づくのだからおもしろくないわけがない。今日明日は徹底してやってみるつもりだ。ちなみに手元にある6BM8のなかで一番具合がよかったのはエレクトロハーモニクスだった。

今はストライクゾーンははずしていないけど、キャッチャーのかまえたところに放り込むにはまだ6割程度の力しか出していないと行ったところ。いずれはMAXで放ってもねらったところに確実にコントロールできるようアンプを鍛えていきたい。

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2006年1月31日 (火)

久しぶりの雨 音が違う!?

久しぶりの雨で空気がしっとりした感じ。こんな日こそのんびりと好きな曲を聴いてほっとしたい。というわけでお気に入りを501で聴いてみた。すると妙にぼーっとした感じ。何だろうと思い配線やらスピーカーのセッティングをチェックする。

ウーファーのコーン紙が湿気てる。

いずれはメインにしようと毎日少しずつ鳴らしているスピーカーだ。テスコという昔のスピーカー。60年代河合楽器が製造していたらしい。38センチウーファーとコンプレッションドライバー?の2ウェイだ。元々スタジオやホールの据え付け用らしいが縁があって我が家に来た。
今まではあまり気にしなかったのだが、ウーファーが紙製のため雨が降ると湿気てしまうようだ。こればかりはどうにもならないのだろうか。まだまだ勉強しないといけない。

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2006年1月28日 (土)

再チェック(画像多し!)

今のところ問題なく作動していたSV-501SEですが、チャンネル1のボリュームが調子悪く、盛大にガリがでます。ザ・キット屋さんにすでにメールしておいたところ「ボリュームの不具合」でしょうということで早速替わりのパーツを送ってくださいました。
以前TU-870を製作したときも疑問に思ったことを訪ねたら、即レスいただきました。ザ・キット屋さんのすばらしいところはこの素早さと真摯にわれわれ客側の気持ちを受け止めてくださるところだと思います。ネットでやりとりすると時に寂しい思いをさせられるwebショップもあるなかで、実際に人と人が顔を合わせてやりとりしているような思いさえします。これからもよろしくお願いします。

さて、替わりのパーツも届いたことだし早速SV-501SEをひっくり返し該当部分を交換。一発で解消しました。ザ・キット屋さんありがとうございました。

で、ついでに気になったところを見つけました。みるも無惨なハンダ付け。理由はわかっています。まず第一にハンダごてがでかすぎ。サイズでなくてワット数が。60w。これではいけません。
第二に基盤をケースに入れてからコード類をつなぐことの難しさ。ケースの隅の電源スイッチなどは最悪でした。
各基盤をケースに取り付ける前に、いやそれ以上に基盤にターミナルをつけた状態で、抵抗やコンデンサーの前にケーブルをつける方がきれいでスムーズにできるような気がします。汚いハンダの後を見てあまりにも無惨なのでもう一度やり直してみようと思います。以下無惨な状態。うううううううう。

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